エルメスの特徴

馬具工房から始まったエルメスは、職人たちの確かな技術に裏打ちされた品質を維持したまま、戦後、広告戦略や商品戦略によって若い人たちに広く知られるようになり、現在の高級ブランドとしての地位を確立することができました。

エルメスがもともと馬具工房から始まったことが大きく影響し、エルメスの商品は、実用性が重視され、飽きが来ないデザインのものが多く、流行に左右されにくいシンプルさも重視されていることが、人気の秘密となっています。逆に言うと、ファッション界の短期的な流行サイクルにとらわれることが少ないとも言えます。独自の路線を歩みながら、定番のデザインに微調整を加えたり、顧客の好みに合わせて特注で商品を製造したりする中で、流行も部分的に取り入れることがエルメスの特徴です。つまり、その評価や価値が、年によって揺らぎにくく、仮に製造年が古かったとしても時代遅れとなりにくいので、商品価値としても高いといえます。

また、一般的に流動が激しいファッション業界は、経営や方針が急に変わることも多いといわれている中で、エルメスは創業から現在にいたる180年のほとんどの期間、エルメス一族によって経営されています。このことでファッション界の慌ただしい動きとは一線を画すことができるのです。また、開発から始まり、生産や販売までも一貫してフランスのパリにある本社で行っているため、下手に安売りされることなくその商品価値も維持されているといわれています。

このように、高品質、人気の高さ、実用性、流行に左右されないデザインといった様々な要素をもっていることが、名だたる高級ブランドの中でもエルメス買取に期待ができるといわれるゆえんとされています。